猫と恋愛

先日、祖母が亡くなり、実家に帰る機会があった。

実家には猫がいる。
普通、この猫は耳が立っていないそうなのだが、うちの猫は耳が立っている。

とにかくかわいいヤツなのだ。
まん丸い輪郭。柔らかい毛。クリクリっとしたお目々。ゆらゆら揺れるしっぽ。

こいつを目の前にすると、僕自身、愛情を表現せずにはいられない。つまり、ムツゴロウさんばりにワシャワシャと、全身を撫でまわすのだ。

結果どうなるか。

思いっきり噛みつかれる。ひっかかれる。こちらとしては、「こんなに好きなのに!」と思うのだが、そこはまあ、かわいいから許す!

僕の猫への処し方は、人間にも当てはまる(好きになった女性を撫でまわすという意味ではない)。
一度好きになってしまうと、脇目も振らず、「好きだー」と(意識が)なってしまうのだが、往々にしてそういう態度は向こうに引かれる。

思うに、猫への接し方は、好きな女性への接し方に通ずるものがある。そんなことを考える日曜の夜なのであった。