恩返しというモチベーション

今日は、同じ会社の同じグループの先輩とサシ飲みをした。

その先輩(女)は、グループのムードメーカー的存在であるとともに、営業として数字がつくれる方だ。要するに優秀な方なのだ。

いつも明るく楽しそうに仕事をしているので、普段何をモチベーションにしているのか興味本位で聞いてみた。

楽しそうに見えるけど、実はつらいことばっかりなんだと前置きした上で、

「過去に逃げたことがあるから」

という答えが返ってきた。

先輩は過去に仕事に耐えられず、2、3ヶ月会社を休み続けたことがあったという。その間、グループには多大な迷惑と負担をかけたわけだが、その時の先輩の上司の働きかけもあり、何とか復帰することができたそうだ。

それから数年は経っていると思うのだが、今ではグループの主力として活躍されている。

過去のその出来事が今でも先輩の頭に残っており、困っている人がいたら、自分の経験を伝え、励ますことが、あたたかく迎えてくれた上司や同僚への恩返しだと考えているのだ。

「いま、つらいと思うことは、将来、決して無駄にならないから」というのが先輩の口癖だ。

こういう仕事のモチベーションもあるのだな、と驚くとともに、内心、「辞めたい辞めたい」と考えている自分が少し恥ずかしくなった。