「死」という概念について

先日、祖父が亡くなった。

92歳で、眠るように逝ったという話だから、大往生なのではないだろうか。

僕には2コ上の姉がいるのだが、姉には2人子どもがいる。上の子は3歳なので、僕は20前半でおじさんになったわけだ。

3歳の甥っ子は、祖父の式中、「帰りた〜い」とぐずっていた。まだお葬式がどのような式なのかピンと来ないのだろう(そりゃそうか)。

そういえば、僕も何歳だったか忘れたが、かなり小さいとき、「お葬式」が何なのかよくわからなかった。人間に限らず、犬でも猫でもうさぎでも、お墓に入れば「復活」するものだと思っていた。なので、ちょっと悲しかったけれど、まあすぐ戻ってくるよね、と心の中で思っていた。

ところが、ある日、こっそり母に「お墓に入れば生き返るんだよね(ドヤ)」と吹聴したら、「いや、戻ってこないわよー」と言われ、かなりショックを受けた。かなり昔のことで忘れてしまっていてもおかしくないのだが、あまりに衝撃だったので、覚えていた。

たぶんこのときはじめて、「死」という概念の一端を知ったんじゃないかと思う。

そんなどーでもいいことを、抜けるような青空の下思い出しているのであった。チャンチャン。